スケートカナダ、大注目武田奈也ちゃん、シニアデビュー!!!

さあフィギュアスケートGPシリーズスケートカナダが始まりました。


まず日本男子ですが今回はいません、ザンネン!(セップク!しないでハンセイ!してね、復帰を待ってるよパジャママン!


それより唯一のペアでの日本人、川口悠子アレクサンドル・スミルノフペアが出場します。
自分が大好きだった井上怜奈・ジョン・ボルドウィンペアがプロスケーターに転向して若松詩子さんは引退されたみたいですからね。
是非、今後の日本フィギュアスケートペアの部が盛り返す為にもがんばって欲しいですね。
でも実は美女という理由だけでアリオナ・サフチェンコ・ロビン・ゾルコーヴィペア(所属はドイツですがアリオナちゃんはウクライナ人)を応援してるんですね、実力があるとはいえ不純な動機にハンセイ!


そして女子シングル
ステップL4の浅田真央ちゃん、ドーナツスピンの中野友加里姉さんのトリプルアクセル組にも目を離せませんが個人的には次の二人に注目です。


まずはこの大会がシニアデビューの武田奈也ちゃん、とても明るく元気なはじけたスケーターで大好きです。
アイスショーでの奈也ちゃんの笑顔オーラは最高ですね、いつも元気をもらっています。(アイスショーで2Aを4連続をしたのは確か奈也ちゃんと安藤美姫ミキティだけだったはず?!)
今年、大学一年生で自分の大好きな二人、浅田舞ちゃんと澤田亜紀ちゃんと同じ年なんですよね。
そう書くとピンとこられる人もおられるとは思いますが同じ年二人に遅れをとって去年はジュニアで滑っていたんですよね、でも去年の全日本選手権では二人に全く負けてなかったんです。
奈也ちゃんの日本勢での位置づけはトップ4争いの直下ですがひけをとらない過酷な争いの世界、そして資金や練習環境も決して恵まれているわけでもなく本当は簡単に明るく元気に滑れるはずないんです。
その証拠に彼女達の注意してインタビューなんか見ていると笑顔でありながらものすごく真剣に自分自身の課題と向き合っているんですよね。
そういう彼女達の明るく元気な滑りを見るとついついがんばれと応援したくなるんですよね。奈也ちゃん応援してるよ、ガンバ!!!


もう一人はジョアニー・ロシェット Joannie ROCHETTE(CAN)
もちろんジョアニーちゃんの滑りも注目ですが一番は彼女の振り付けをするデビッド・ウィルソンの振り付けが大好きなんですよね。
そして同じカナダ人ということでジョアニーちゃんは彼の秘蔵っ子なんですよね。
とにかくこの振付師、感動すると人目をはばかることなく直ぐ泣いてしまうらしい。(そこがまた振付師として好感)
ということで織田信成君の振り付けもしていてキム・ヨナエミリー・ヒューズ、今年のキミー・マイスナーのSPなど手がけています。
そしてトリノオリンピックシーズンに美姫Chanの振り付けをしたのもデビッドさん。
「僕はただ振り付けをするだけ、後はmikiの気持ちから滑るんでしょう」そう言われて当時、表現力に自信がなかった美姫Chanが感銘を受けて意欲的に表現力向上に励んだという自分も大好きな言葉なんです。
それってジャズのアドリブの考え方なんですよね、どうりでデビッドの選曲はジャズが多いはずです。(ジャズ好きの自分としてもとても嬉しいことですね。)
そしてなんたって選手の性格を生かした選曲や振り付けが何とも良い。
もちろん大人の魅力たっぷりの力強いジョアニーちゃん自身のスケートも好きですよ。
期待したいですね。


あとダークホース、ラウラ・レピストフィンランド)は情報がない。
今回必見です。


職場で書いていますがそろそろTVでは女子シングルですかね、結果は知ってますが帰宅してから録画を見るのが楽しみです。

「農家のヨメになりたい」深田恭子フカキョン

今日、11月2日は心の癒し、深田恭子フカキョン姫の誕生日なんです。


恭Chan誕生日おめでとう!!!
今年は大人になりたくなったのかな?


とにかくふかきょん姫の天然不思議ちゃんキャラから出るほのぼのオーラが大好きで癒されるんですね。
もっともデビュー当初の姫をほとんど知らなくてコメディータッチのドラマに出だした頃からTVで見てるので世間の印象と若干違うかも知れませんけどね。


好きな姫の出演作品も
富豪刑事、リモート、幸せになりたい!南くんの恋人、S.O.S、フレンズ、ふたり、赤い奇跡下妻物語などその他好きなのばっかりです。



その中でも今日は自分が一番好きな姫のドラマ「農家のヨメになりたい」を紹介します。
TUTAYAさんやGEOさんなんかでもおそらく置いていると思います。
元々NHKのドラマで、二ノ宮知子さん原作の漫画「GREEN〜農家のヨメになりたい〜」をテレビドラマ化した作品です。
カウボーイハットにオーバーオールで明るくドジな女の子を演じる姫が可愛い!!!
それに農村の緑あふれた自然がとっても綺麗で人情味あふれた心温まるドラマ、特に野菜嫌いの方にはぜひ見て欲しいですね(小さいお子様には話が難しいかな?!)


話の内容は、姫演じる和子ちゃんがフラれた彼を追いかけて毎週のように彼の実家の農業を手伝いにおしかけます。
しかしドジで村中が大騒ぎの連続なのですがその一生懸命さによそ者、都会者と距離をおいていた村人達も段々と和子ちゃんを認めています。
あとは深刻な問題が起きてそれと同時に恋の行方はっとパターンが決まっているのがA面


B面の面白さは、今の農家の現状を温かくしかし深刻に描いているところ。
高齢化問題、過疎化問題、そして今の農業の持つ諸問題が描かれていて恋愛ドラマの苦手な人でも十分楽しめる内容です。
田舎って確かによそ者、都会者と毛嫌いする傾向もありますがその反面、近所の人は一声かけた瞬間にもう他人の家に上がりこむ、近所付き合いも頻繁でその助け合う気持ちが何とも気持ちが良い、村も守る知恵ってやつですね。
その村の団結心でみんなでいろんな問題に取り組む姿についつい感動しちゃうドラマ。
今の日本は格差問題など色んな問題があって、農業も小規模農家の取り扱いとか大きな問題が山積みになっています。
解決策はいろいろあるだろけどこういうドラマを見ると日本古来の心温かい農村の姿と知恵をいつまでも残して欲しい、日本人の共存共栄の心をいつまでも無くしたくないと思ってしまいました。
まあ、田舎もあまりかたくなによそ者、都会者と毛嫌いするするだけでなく、少しは開放的になって欲しいかな?


癒しが欲しい、人恋しい、そして野菜が好きになりたい、そんな人にお勧めのドラマです。


農家のヨメになりたい

勝者に防衛へのイバラ道、敗者に再生への希望道 安藤美姫ミキティ

勝負ってなんて残酷で面白いのだろう。
勝者に防衛というイバラの道が生まれ、敗者に再生という希望の道が開ける。
フィギュアスケートは採点競技だ。
レフリーの高評価を得るべく自分自身を出し尽く為には自分自身との闘いに勝つしかない。
そしてどんな大きな大会でも通過点のひとつに過ぎないとすればフィギュアスケートとはなんて過酷で人間味あふれているんだろうと思い知らされる。


フィギュアスケートGPシリーズ、スケートアメリカの女子シングルが今朝終わりました。
とその前に高橋大輔ヒップホップ大ちゃんの優勝おめでとうございます。
ホントスゲーけど、それにしても男子のステップのレベル認定ってキビシー!
小塚崇彦君と氷上の闘魂は残念でした。あとキャシー・リードクリス・リード組もお疲れ様だした。
でもやっぱりフィギュアスケートの華は女子シングル
ミラ・リュンは言われてみるとたしかに花沢さんですね。
そしてある意味いつも感動するのはエミリー・ヒューズのパワージャンプ
バランスを崩しながらも力ずくで強引に立て直すのは拍手喝采、悪く言えばフィギュアスケートではないですよね。
さて自分の注目の選手達というと


エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ (エレン・ゲデバニシビリ)(Elene GEDEVANISHVILI) グルジア(GEO)
SPは残念でしたが元気ではじけた演技を見られたのは嬉しかったです。
そしてFSですが、さすがに良かったとは言えないにしろ、美姫Chanも取り組み中の2A-3Tに果敢にチャレンジしたのは良かったと思います。
それにしてもあの悔しがり方は今までの彼女に無かった姿、エレーネちゃんの心の中で何かが変わっていっているんではないかと思います。
今後ますます期待したいですね。


浅田舞
SPは良かったですね、特にスピンはスピードはともかく軸がぶれなくなって今まで以上に綺麗で優雅に見えましたね。
FSはSPのe判定(フルッツ)に神経質になった為なのかスパイラル以外の全てがナーバスでしたね。
しかし表現力は手数が増えてさらに良くなっていると思うのでさすがタチアナ・タラソワさんと思いましたが今度TVで見れるのは全日本選手権


キャロライン・ジャン
はっきりいってジャンプ以外は全て完成されてますね。
なんであの歳でアヴェマリアがあそこまで自分のものに出来るのか?すえ恐ろしい。
一ついえるのはアイスショーなれをしているのか指先まで表現出来るし目線のもっていきかたがとても良いんですよね。
あとの課題はe判定(フルッツ)の克服くらいですかね。
それにしてもここまで出来るって悪く言えばちょっと変わった子なのかもしれませんね。


キミー・マイズナー
優勝おめでとうございます。
去年の美姫chanと同じ匂いを発するシニアの演技をするキンバリーちゃんに感動しました。
滑り込めているし何より自分と闘っている感が漂っている、佐藤有香ネーちゃんの大人になった発言に同感です。
よほど世界女王として昨シーズン辛い想いをしてシーズンオフに自分自身を見つめ直していたんでしょうね、コメントも敵対的っていうより「私だって自分に勝って見せるわ」って感じで清々しかったと思います。
SPは素晴しかった、とにかく大人のシニアの魅力たっぷりの演技でしたよね。
FSはまだ滑り込みが足りないのがはっきり見てとれたけどスピードがあってL4を4つとっているのであのPCSの点も納得せざる得ないでしょうね。
今度は滑り込んだトゥーランドットを見せてもらいたいですね。


そして安藤美姫ミキティ
このブログ冒頭のコメントが全てです。
悪くいえば、勝たなくて良かったとも言えます。
準備不足、体調不良でシーズンインしたのは仕方がないと思いますが、その状況であの低い点で優勝しても美姫chanの為にはならない。
それより今のキンバリーちゃんを見て過去ハングリーだった頃の美姫chanを思い出してくれたらそれが一番だと思います。
厳しいことはここまでとして美姫chanは今出来ることを精一杯出してくれてまさに世界女王の貫禄ですね。
とにかく今はファイナルに進出が目標、それと少しでも体調を整えてもっとプログラムを滑り込んで欲しいですね。
幸運なのはNHK杯まで一ヶ月の時間があって日本で直接門奈裕子先生からジャンプの指導を受けれること、これは期待できるしおそらく次2位でもファイナル進出でしょうしね。
カルメンが悪女の誘惑よりも聖女の求愛に見えたのはいけないことなのかな?!


STAY GOLD AND I believe 美姫chan、ガンバ!!!!!!!


PS・久々に生でフィギュアスケートのTV中継を見れて有意義な休日でした。

注目のスケーター、エレーネ、キミ、舞、キャロラインそして

個人的には一日の終わりなんですが朝の7:00からフィギュアスケートGPシリーズ、スケートアメリカの女子シングルSPの最新速報を得ようISU(国際スケート連盟)のHPをしこたまクリック、オー強運、エーどうした、エッスゲー、オーやるじゃんとはらはらどきどきハイテンション!
そして最終滑走者は昨シーズンのフィギュアスケート世界選手権で世界女王になった安藤美姫ミキティ!その結果を見た途端、あー言いたいけど言えない!!!
一部の人にはメッセしましたがそういうことです。


いや、今日は美姫Chanの話もしますが自分今回の大会の注目選手を紹介します。


とにかく一番の大注目なのが(もちろん美姫Chanを除いて)エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ (エレン・ゲデバニシビリ)(Elene GEDEVANISHVILI) グルジア(GEO)
グルジアと聞いてピンと来た人はよほどの世界情勢つうですね。
まずエレーネといえばなんといってもトリノ五輪のSPで美姫Chanの前に演技をして高得点をたたき出して世界を驚かせた小柄なスケーター。
説明されると思い出す人もいるんではなかな?っていうか美姫Chanの演技を録画するつもりでエレーネちゃんの演技を録画している人も結構いると思います。
そんな彗星のごとく世界デビューした彼女ですが昨シーズンはグルジア人として苦悩の日々をおくっていたんです。
荒川静香しーちゃんの元コーチで今シーズンは真央ちゃんのSPの振り付けをしたタチアナ・タラソワさんのもとロシアで練習していた彼女ですがロシアとグルジアの関係悪化により滞在ビザが不完全と一方的に認定されたグルジア人一斉追放の対象に10月4日になって母親が含まれたため、モスクワからの退去を余儀なくされたんです。
その結果、数ヶ月間満足に練習も出来ず欧州選手権、世界選手権と不本意な結果に。
でも持ち前の明るさをいっぱい出して三月は滑ってくれました。
以前イリーナ・スルツカヤが事情でシーズンを棒に振った時もそうでしたがそういう不遇な時期を過ごした人って成績とか別として何か素晴しい意気込みを持って復活してくれる。
とにかく何も無かったように明るく振舞う彼女に何ともいえない感動をしてしまいます。
小柄のスケーターといえばガラスの妖精と言われたサーシャ・コーエンがいますが繊細な演技のサーシャとは対照的なはじけた元気の妖精って感じで見ていて清々しい。
そして今シーズンはアメリカで美姫Chanと同じリンクで練習する美姫Chanのリンク友達でアイスショーなんかもよく一緒に出ています。
3-3ジャンプも出来るし小柄な体を生かした小回りの利いた元気な演技をするエレーネちゃんに今後大きな期待をしたいと思います。


次に期待したいのが前世界女王のキミー・マイスナー
去年はやはり内心では失意のシーズンだったのではないかと思います。
それに以前サーシャがそうだったようにキンバリーちゃんもアメリカ特有のきついバッシングを受けたんだと思います。
でも彼女もどんなふがいない演技をしても決して笑顔を忘れない。
よく彼女はスケーターである前に一人の女の子でありたいってコメントしているけど辛いシーズンを送って人間的に一回り大きくなってそれを必ず演技に生かしてくれるんではと期待しているんです。
成績とかではなく大人に成長していく女の子の心が見えるようなスケートを楽しみにしています。


そしてやっぱり浅田舞ちゃんも期待せずにはいられない
モデル、女優と経験して人に見せるスケートにこだわりだした舞ちゃんですが昨シーズンは見せたい気持ちが空回りして不本意なシーズンをおくったんではないかと思います。
しかし色んなアイスショーに出て新たな課題を持って今シーズンをおくってくれるんではないかと期待しています。
真央ちゃん同様にSPをタラソワさんに振り付けしてもらってスケート技術の向上も期待してますし、なにより見せたい希望先行のスケートから見せれる実力のままのスケートをして舞ちゃんらしい清楚で優しく優雅な舞を見せて欲しいです。


おっと忘れてならないのが超新世代のスーパー新人シニアのキャロライン・ジャンちゃん
スケートそのものが3-3ジャンプ以外ほぼ出来上がっているから後はビンテージイヤーのワインのごとく演技力の熟成の変化を楽しむのみ。
っていっても演技力も技術的には出来上がっていて後はキャロラインちゃん自身が大人になっていくのを待つって感じです。
(御願いだから誰かみたいに大人になりたくないって言わないで!正直、悪く言いながらも期待していたのにがっかりした、わかってない人とはいえ修造も甘やかしたこと言うな!)
まだ自分が演技を楽しむには心に響くものが無いですがキム・ヨナ同様注目、期待共に大です。


最後にもちろん大本命は美姫Chan!
でも今回は良くて2位、悪くても3位で良いと思っています。(GPファイナルに出れれば良い)
とにかく怪我も完治していないので無理をして欲しくない。
自分は今は美姫Chanに勝てる選手以上に怪我をしない選手、怪我に強い選手を求めているので!
色々辛いこともあるだろうからいつ引退するにしても心からお疲れ様の拍手を送ろうと思っていますが、リンクに立つ以上は世間の五輪の期待からは逃げれない状態なので心を鬼にして五輪で美姫Chanにこれ以上ないと言わせる演技をすることを期待します。
そしてもう一つ今シーズン期待したいのがインタビューでも言っていたSP、FS両プログラムの曲に出てくる二人の女性のセクシーな悪女ぶりの中にある愛するものを想う優しさ強さをどう表現してくれるか?!!!
やっぱりセクシーさって見た目だけでなく内面から湧き出てくるものも大きいですからね。
一人の女性を単にセクシーな悪女としてだけでは見ない美姫Chanの繊細さを出して欲しいですね。


さあ、シーズン開幕です。
選手の皆さん、くれぐれも怪我だけはしないように思いっきり楽しんで滑って下さい!!!

ルールを知ってフィギュアスケートをもっと楽しもう!

プロ野球もF1もシーズンが終わり待ちに待ったフィギュアスケートのGPシリーズがスケートアメリカを開幕戦としていよいよ今週末始まります。
あっプロ野球はまだ日本シリーズがあったんですね。
ハムファンや北海道の人には悪いですが一応ドラゴンズを応援するつもりです。
なんたってフィギュアスケートといえばトリノ五輪で金メダルをとった荒川静香ことしーちゃんに冗談で「トリノオリンピック代表は愛知国として別枠を創って欲しい」とまで言わせたほどの愛知が全国屈指のフィギュアスケーター輩出県ですからね。自分の好きなスケーターだけでも美姫Chanはじめ、浅田舞ちゃんや昨シーズン引退したプロスケーターのよっちゃんこと恩田美栄さんといますしその他にも超有力選手がごろごろいますからね。それに美姫Chanは我が巨人の開幕投手ですが舞ちゃんは中日の開幕投手ですから・・・知らん顔はできない状況ですね。


さてフィギュアスケート開幕直前ということで女子シングルをおさらいしたいと思います。
もちろんTURKEYのブログですから昨シーズンのフィギュアスケート世界選手権で世界女王になった安藤美姫ミキティを中心にしたおさらいです。


*大会について
ショートプログラム(SPとかショートとか言われる)
演技時間は、2分50秒。その間に、「アクセルジャンプ(2回転)」、「ステップからのジャンプ(3回転)」、「ジャンプコンビネーション(3回転-3回転もしくは3回転-2回転)」、「フライングスピン」、「レイバックスピン」、「スピンコンビネーション」、「スパイラルシークエンス」、「ステップシークエンス」の8個の要素を必ず1つずつ行う。余分な要素があったり、ミスをした要素をやり直してはいけない。ジャンプは規定より回転不足になるとその技術点から更にGOEとして3点減点される。また、ジャンプは基本的に各要素で同じ種類のジャンプを跳んではいけない。
日米対抗の美姫Chanや真央ちゃんのようにジャンプコンビネーションが単独ジャンプになると美姫Chanの場合、3Lz-3Loで11点の基礎点がまず3Lz判定で6点判定、さらに完全な転倒扱いでGOEで-3さらにDeductionで-1しかもジャンプコンビネーションをしなかったことによる減点がGOEで-3で合計で-1点扱いと本来より12点の開きが出てしまいます。真央ちゃんも約8点の開きが出ていました。


フリースケーティング (FSとかフリーまたはロングと言われる)
演技時間は4分(ジュニアは3分30秒?)。±10秒の幅が認められている。その間に、「最低1つのアクセルジャンプを含む合計7つまでのジャンプ要素」、「スピンコンビネーション、任意のフライングスピン、任意の単一姿勢でのスピンを最低1つずつ(キャメル、シットスピン、レイバックスピン、アップライトスピン )含む4つまでのスピン(ジュニアは3つ)」、「1つまでのステップシークエンス」、「1つまでのスパイラルシークエンス」の13個までの要素を行う。ジャンプのうちジャンプコンビネーション(またはジャンプシークエンス)は3つまでであり、そのうち3回連続コンビネーションは1つまでである。ザヤックルールが存在します。


注、ザヤックルール 同じ種類の3回転以上4回転未満のジャンプは2種類を2回までしか挑戦できません。また2回跳ぶうち少なくとも1つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければなりません。
例えば美姫Chanの昨シーズンのFSのメンコンの場合、3Lz-3Lo、3F、3Lz、3F-2Loと4パターンを取り入れてます。昨年のフランスGPで3Lz-3Loを転倒して3Lz扱いされザヤックルールを避ける為3Lzを急きょ3Lz-2Loに変更したのは美姫Chanが演技中の冷静さを証明した出来事でした。


エキジビション
試合後の大会打ち上げのアイスショー。基本的に大会の上位五位までの選手が出演が義務付けられている。世界選手権では特別に開催国の選手も出れるみたいで織田信成君や元気印120%の笑顔武田奈也ちゃんも出演してます。アイスダンス以外では禁止されている歌入りの曲やバックフリップなどの禁止アクションや小道具なんかもOK、ペアでは禁止技のデススパイラルの変形のジャイアントスイングをしたり、アイスダンスでは禁止技のペアなみのリフトもOKとプロのアイスショーなみのアクション志向が強く美姫Chanのように会場の客席に挨拶して廻るのは異色、しかし各選手が基本的には自分の性格にあったアクションをすることを考えれば美姫Chanのやったことは素晴しいアクションと言えると思います。



*採点基準について
テクニカル・エレメンツ・スコア(技術点 TECとか言われる)
TECのほうは各技をベースバリュー(基礎点のことでジャンプ以外はレベル4まで四段階で判定)とGOE(技の切れに対してー3〜+3)で採点します。


プログラム・コンポーネンツ・スコア((演技)構成点、ファイブコンポーネンツ、五項目、総要素点、PCSとか言われる)
PCSは演技全体をSS(スケーティング技術)、TR(技と技の間のつなぎの評価) 、PE(演技力) 、CH(振り付けをこなせているか)、 IN(音楽との調和)と各5項目をそれぞれで十点満点で採点して合計をSPなら0.8掛けしたものがFSなら1.6掛けしたものがポイントになります。
ただしDeduction(ディダクション、規定による減点)つまり完全な転倒とみなされたり、持ち時間をオーバータイムしてしまう、音楽が終了しても演技をするなどでそれぞれ一点ずつ減点されていきます。



*ジャンプについて
アクセル(A) いわゆる前向き体勢で助走をつけてそのまま前向きに跳んで後ろ向きに着氷、だから他の普通のジャンプより半回転多いです。
真央ちゃんのようにジャンプが回転速度以上に高さに特徴がある選手が得意とする。
今3Aを試合で成功させているのは浅田真央ちゃんと中野友加里姉さん。そして練習中なのはキム・ヨナちゃんとキミー・マイスナーことキンバリーちゃん。3Aは7.5点、2Aは3.5点
でも美姫Chanもチャレンジ宣言をした2A-3T(3Lo)もとても重要。2Aは3.5点だけどザヤュクルール上(ジャンプの回数制限)ロングでは三回までできるから連続ジャンプに入れるのはとても有意義なんです。真央ちゃんもヨナちゃんもキンバリーちゃんもロングで2A2回入れているから美姫Chanも負けてられないですよね。


ルッツ(Lz) 後ろ向き体勢のまま助走して右利きなら右足のつま先(トウ)でがに股(アウトサイド)の方向に蹴りジャンプする。後ろ向き体勢のまま助走してそのまま聞き足で跳ぶのはこのジャンプだけなので見分けがつきやすい。
ジャンプの回転方向と蹴り足の方向がクロスするので難しいく、フルッツつまり内股(インサイド)に蹴ってしまってGOEで減点される危険がある。
美姫Chanのようにジャンプが高さ以上に回転速度に特徴がある選手が得意とする。
3Lzは6.0点、とくに3Lz-3Loは合計11点の高難度の連続ジャンプで試合で成功しているのは美姫Chanと妊娠中のイリーナ・スルツカヤだけだから事実上今は美姫Chanしかできないオンリーワンの技。


フリップ(F) 前向き体勢で助走して後ろ向きになってジャンプする。右利きなら右足のつま先(トウ)でうち股(インサイド)の方向に蹴りジャンプする。結構見分けがつきにくい。
ジャンプの回転方向と蹴り足の方向が同じで跳びやすく、リップつまり内股(アウトサイド)に蹴ってしまってGOEで減点される危険がある。
美姫Chanもこの癖があるが日米対抗では矯正できていて減点されていなかった。
真央ちゃんのようにジャンプが回転速度以上に高さに特徴がある選手が得意とする。
3Fは5.5点


ループ(Lo) 難しい説明を省くと、とにかく蹴ってジャンプというより蹴り足無しでジャンプしているように見えるのが特徴。
ジャンプは利き足で着氷するので利き足の踏ん張りが重要なLoやTは連続ジャンプで第2ジャンプ、第3ジャンプによく使われ、SEQ(ジャンプシークエンス)という連続ジャンプ特有の減点処置(基礎点の0.8掛け)になりにくい。3Loは5.0点、2Loは1.5点


サルコウ(S) これも難しい説明を省くと、とにかく前向き体勢で助走して後ろ向き-前向きー後ろ向きで右利きなら右足で踏み切るエッジジャンプ(歯の部分で踏むような感じで跳ぶジャンプ)をするように見えるのが特徴。
ジャンプの前に体勢の入れ替えを2〜3回したように見えれば後は聞き足で踏むようにジャンプすればサルコウと推測できると思います。
利き足でのエッジジャンプの為ジャンプの回転速度を稼ぎやすく男子顔負けの女子では世界最速の0.2秒に一回転(一秒間に5回転)のジャンプを美姫Chanは出来るが4Sの場合、着氷時に体重の4倍から5倍の衝撃が利き足にかかるので足に小錦が降ってくる感覚と考えて良いと思います。かといって足に痛み止めを利かせば着氷時に踏ん張るタイミングがずれて転倒につながるので美姫Chanは痛み止めをなるべく避けている。
4Sは9.5点、3Sは4.5点


トウループ(T) 基本的にフリップの蹴り足が逆になるだけと考えるのが楽、右利きなら左足のつま先(トウ)でがに股(アウトサイド)の方向に蹴りジャンプする。見分けがつき難いジャンプだがジャンプの直前に一瞬足をクロスするようなしぐさが見れればトウループと推測できると思います。ループ同様、連続ジャンプで第2ジャンプ、第3ジャンプによく使われます。男子では4Tをする選手が多いです。3Tは4.0点、2Tは1.3点


注1 FSの場合規定の4分間のうち体力的にキツイ後半2分間のジャンプの基礎点は1.1倍になる。例えば美姫Chanの去年のFSのメンコンでやった3連続(3T+2Lo+2Lo)は基礎点は7.0点になるが1.1倍で7.7点、3Lzが6.0から6.6、3F+2Loが7.0が7.7と効果的です。
トップ選手はFSで7つのジャンプ中4つのジャンプを後半にもってくることが多く、逆に体力に自信が少ない選手は3連続を前半に入れることが多い。


注2 連続ジャンプはジャンプの間隔があくとSEQ(ジャンプシークエンス)として減点処置(基礎点の0.8掛け)になるがあえてSEQ判定覚悟で第2ジャンプ、第3ジャンプをLoやT以外のものを持ってくる作戦もある。(だいたいは解説者がジャンプシークエンスと言ってくれます)しかし間隔があきすぎると二つの要素と判定され上手く跳んだのに0点扱いにされるジャンプ要素が出てくる、三月の世界選手権のFSでもヨナちゃんがこれに該当してしまっている。


注3 ジャンプは最低3/4回転で1回転と判定されるが3/4回転未満と判定されると1回転分差し引かれた判定をされる。特に着氷後の体勢のもっていき方で微妙な判定をされGOEも上下してくる。トリノ以前の美姫Chanのように着氷後にしっかりとポーズをとらず滑り急ぐ癖のある選手や友加里姉さんのようにジャンプ中の姿勢が巻き足になる癖のある選手は要注意です。



*スピン
ある体勢でスピンを実施したと認められるには、完全にその体勢に入って2回転以上回転することが必須であり、回転数が2回に達していないと判定されると、どんなに難しい体勢で回転していてもレベル獲得にはつながらない。


スピンの基本姿勢
キャメルスピン
上半身を水平にするとともに片足を後方に伸ばし、「T」の字に似た形で行うスピン。ドーナッツスピンなどが高難度とされる


シットスピン
腰を落とし、座ったような姿勢で行うスピン。 キャノンボールなどが高難度とされる


アップライトスピン
直立した姿勢で行うスピン。 I字、Y字、ビールマンなどさまざまな高難度技がある。


レイバックスピン
体を後方に反らせ、フリーレッグを後ろに上げて行うスピン。 キャッチフットが高難度とされ三月の世界選手権では美姫Chanは肩の負傷の為ビールマンの代わりにキャッチフットをやっていました。



*ステップ
レベルに関しては、素人目にはその基準が判別しがたく、例えば上半身の動きのどの程度からを「よく」動いているとみなすかや、同じ選手が同じ振り・同じ動きをしているにもかかわらず大会によって違うレベル判定を受けることがあるなど、審判によりレベル認定にばらつきがあるとも見られている。どちらにしてもオーバーアクションが必要で男女ともレベル4はほとんど出ない。
直線を描きながら行うストレートラインステップとリンク内で円弧を描きながら行うサーキュラーステップが代表的です。



*スパイラルシークエンス
スパイラルポジションで3秒以上それを維持することが明言されている。しーちゃんが「ワンアイスクリーム、ツーアイスクリーム・・・」と数えていたのが有名。美姫Chanは比較的長いのでGOEで1点台を採ることが多い。
今年から支持なしのスパイラル(つまりは巨人の星星飛雄馬状態)はL4をとる為の必修から選択に格下げしたみたいです。
女子シングルとペアの必須要素で女子シングルがフィギュアスケートの華とされるのはスパイラルシークエンスがあまりに美しいからとされています。



*採点表の一例
06GPファイナル SP シェエラザードbyリムスキー=コルサコフ(技の構成は今年のサムソンとデリラ(バッカナール)byサンサーンスと同じです。
http://www.isufs.org/results/gpf0607/gpf0607_Ladies_SP_scores.pdf

1 3Lz+3Lo 11.00 0.60 0 1 1 1 0 1 1 0 0 1 - - 11.60
2 3F    5.50 0.40 1 1 1 1 1 1 0 -1 -1 0 - - 5.90
3 LSp3   2.40 0.40 1 1 1 0 1 2 0 1 1 0 - - 2.80
4 2A    3.30 0.60 1 1 0 0 1 1 1 1 1 0 - - 3.90
5 SpSq4   3.40 1.00 1 1 1 1 0 2 1 2 1 1 - - 4.40
6 FSSp4 3.00 -0.06 0 0 -1 0 0 1 0 0 -1 0 - - 2.94
7 SlSt3 3.10 0.10 0 0 1 1 0 0 2 -1 0 0 - - 3.20
8 CCoSp4 3.50 0.20 1 0 0 1 0 2 1 1 0 1 - - 3.70
35.20               38.44


06アメリカGP FS ヴァイオリン協奏曲ホ短調(メンコン)byメンデルスゾーン

http://www.isufs.org/results/gpusa06/sa06_Ladies_FS_scores.pdf

1 3Lz+3Lo 11.00 1.00 1 1 1 1 1 0 2 1 1 1 - - 12.00
2 3S     4.50 1.20 2 1 0 1 1 1 1 1 2 1 - - 5.70
3 3F     5.50 0.00 1 1 0 1 -1 -1 -1 0 1 -1 - - 5.50
4 FSSp4   3.00 0.30 0 0 0 1 0 1 0 1 0 1 - - 3.30
5 SpSq4   3.40 1.00 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 - - 4.40
6 3Lz 6.60 x 1.00 1 1 0 1 1 1 1 1 0 1 - - 7.60
7 3T+2Lo+2Lo 7.70 x 0.20 1 0 0 0 1 0 0 1 0 0 - - 7.90
8 3F+2Lo 7.70 x 0.20 1 1 0 1 -1 0 -1 1 0 -1 - - 7.90
9 2A 3.63 x 1.00 1 1 0 1 1 1 1 1 0 1 - - 4.63
10 CoSp4   3.00 0.30 1 1 1 0 1 1 0 0 1 1 - - 3.30
11 SlSt2 2.30 0.20 0 0 -1 1 1 1 2 -1 0 0 - - 2.50
12 CCoSp4 3.50 0.40 1 1 1 0 1 0 1 1 1 1 - - 3.90
13 LSp2 1.80 0.30 2 1 0 1 1 0 1 1 0 0 - - 2.10
63.63 70.73

注 3F+2Loは5.5+1.5=7.0の基礎点だがこれを2A+3Tに変えると3.5+4.0=7.5の基礎点
さらにザヤュクルールの制約が3Lzだけなので3T+2Lo+2Loの4.0+1.5+1.5=7.0を3Tの部分を変えるとすると3Fなら8.5、3Loなら8.0 得意の3Sでも7.5にGOEで高評価が得られるので合計で0.5点から2点位のアップが望めます。もっとも2Aを2回入れるのは3-3ジャンプ同様にトップ選手の最低条件なので入れるべきだと思います。



*参考HP
フィギュアスケート - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88
フィギュアスケートの技術と得点 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%AE%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%A8%E5%BE%97%E7%82%B9
フィギュアスケート資料室
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/9074/index.html
ISU : Single & Pair Skating/ Ice Dance
http://www.isu.org/vsite/vnavsite/page/directory/0,10853,4844-128610-129918-nav-list,00.html
テレビ朝日フィギュアスケート グランプリシリーズ2007
http://www.tv-asFahi.co.jp/figure/
冬季オリンピックモリーズ Memories of the OLYMPIC WINTER GAMES
http://winter-olympic-memories.com/
Future Figure Skating Page
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~future/HTML/figure.html


PS・間違いがあったら温かく指摘してやって下さい!

奇跡的F1 ブラジルGP キミ・ライコネン フェラーリ チャンピオンに!

年間チャンピオンには今回優勝してもライバルが不調にレースを終えることが条件だった首の皮一枚状態のアイスマンことキミ・ライコネン(スクーデリア・フェラーリ)が奇跡的に輝きました。
ここ10数年は一年間きちんとF1を見ていない自分ですがおめでとうの言葉を贈りたいと思います。


これはさっきネットで知ったことですがとても酒好きであるとか、個人的にとても親近感を感じました。
なんでもシャンパンファイトの前にフライングしてすでにシャンパンを飲み始めることもしばしばとか、良いですねそういうの!(許されるなら自分もしたい)
それはおいといてこの数年間不調だったマクラーレンのマシーンからミハエル・シューマッハの引退の後釜としてフェラーリに移籍したのと同時にマクラーレンのマシーンの急激な戦闘力の向上。
なにか栄転したのか左遷されたのかはっきりしない微妙な空気の中で今期を戦ってきた彼ですが、とにかく結果を気にする以上にその瞬間瞬間でやるべきことに対して今の自分に出来る事を精一杯出し切ることの積み重ねの大切さを改めて教えられましたね。
(たとえ三連敗でもこの姿勢が欲しかったんだよ、巨人に!!!)
まさに負けを知るものの強さ、マシーンの不調に悩まされ不運のレッテルまで貼られたこの数年間でそのことをしっかりと学んでいたんでしょう。
あの偉大な音速の貴公子アイルトン・セナのファンとしてはもう自分を魅了するドラバーは現れないだろうし、ハングリーな争いの中で仲間を蹴落としてF1に上り詰める昔と違ってミハエルやハミルトンのように超天才的な子供を探し出して最高級の英才教育を施す時代に変わった現代(ロッキー4でのロッキー型からドラゴ型への変化)においては遅れてきたチャンピオンってことでちょっと違和感がありファンとまでは言わないまでも今後も注目したいですね。
でもF1のストーブリーグ(所属チーム争い)は新チャンピオンでさえドライバーシートを失うこともあるから怖い。


今回のブラジルGPは新人ながらアラン・プロストばりの偏差値走法をするハミルトンが冷静に理詰めのレースをして勝つと読んでました。
プロストのようなエリート的ないやみも無くミハエルのようなターミネーター的な冷たさを見せないので好感は持っていましたが新人のあせりが出ましたかね?でもこういう経験を積んだ新人のほうがが絶対に今後怖い存在になると思います。
一年間良くがんばりました。


前チャンプであるアロンソにとっては神経を使った一年になってしまいましたね。
レースでの年間チャンピオンは譲る結果になりましたが果たしてストーブリーグでチャンプになれるか?!この人はまだ闘いの真っ只中です。


中嶋一貴君は新人としては当然ですがあせってましたね。
そのあせりが予選の不調や決勝でのピットでの事故を生んでしまった。
でもこれからです、速さはアピールできましたからね。


日本勢はチーム、ドライバーとも足踏みをしたシーズンでしたね。
厳しいことを言えばもうそろそろ結果を出さないとミハエルが去った今、F1人気はまた下降線も描きかねない。
だから今後の期待を込めて、あえてお疲れ様は言いません。
来季は今年のBMWばりの活躍を絶対にして欲しいと切に願います。



色々書きましたが、何とか無事にF1が一年間を終えてことは幸せなことだと思います。
そして今期限りでF1を引退するドライバーとそして去らざるえないドライバーにお疲れ様でした。


PS・毎年のことですが来季のF1は全く予想不能なので期待も何も白紙で〜す。



ブラジルGP
順位 No. ドライバー チーム トータルタイム 周回 平均速度 (km/h) 最高位
1 6 キミ・ライコネン フェラーリ 1:28'15.270 71 207.972 1
2 5 フェリペ・マッサ フェラーリ 1:28'16.763 71 207.914 1
3 1 フェルナンド・アロンソ マクラーレンメルセデス 1:29'12.289 71 205.757 1
4 16 ニコ・ロズベルグ ウィリアムズ・トヨタ 1:29'18.118 71 205.533 3
5 10 ロバート・クビカ BMW 1:29'26.227 71 205.222 3
6 9 ニック・ハイドフェルドBMW 1:29'26.587 71 205.209 3
7 2 ルイス・ハミルトン マクラーレンメルセデス 1:28'19.350 70 204.885 6
8 12 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ 1:28'30.730 70 204.446 4
9 14 デビッド・クルサード レッドブルルノー 1:28'54.817 70 203.523 5
10 17 中嶋一貴 ウィリアムズ・トヨタ 1:28'55.985 70 203.478 9
11 11 ラルフ・シューマッハ トヨタ 1:28'58.235 70 203.393 9
12 22 佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 1:28'44.249 69 201.013 10
13 18 ビタントニオ・リウッツィ STRフェラーリ 1:29'29.773 69 199.309 13
14 23 アンソニー・デビッドソンSUPER AGURI Honda 1:29'14.983 68 196.963 13
  20 エイドリアン・スーティル スパイカーフェラーリ ブレーキ 43 174.563 15
  8 ルーベンス・バリチェロ Honda エンジン 40 200.639 10
  4 ヘイッキ・コバライネン ルノー アクシデント 35 196.568 14
  19 セバスチャン・ベッテル STRフェラーリ 油圧系 34 198.142 8
  7 ジェンソン・バトン Honda エンジン 20 202.382 10
  15 マーク・ウェーバー レッドブルルノー ギアボックス 14 204.031 4
  21 山本左近 スパイカーフェラーリ アクシデント 2 154.009 18
  3 ジャンカルロ・フィジケラ ルノー アクシデント 2 145.848 15




年間ドライバーズポイント
順位 No. ドライバー 合計 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 R8 R9 R10 R11 R12 R13 R14 R15 R16 R17
1 6 キミ・ライコネン
フェラーリ) 110 10 6 6 - 1 4 5 10 10 - 8 8 6 10 6 10 10
2 2 ルイス・ハミルトン
マクラーレンメルセデス) 109 6 8 8 8 8 10 10 6 6 0 10 4 8 5 10 - 2
3 1 フェルナンド・アロンソ
マクラーレンメルセデス) 109 8 10 4 6 10 2 8 2 8 10 5 6 10 6 - 8 6
4 5 フェリペ・マッサ
フェラーリ) 94 3 4 10 10 6   6 8 4 8 0 10 - 8 3 6 8
5 9 ニック・ハイドフェル
BMW) 61 5 5 5 - 3 8 - 4 3 3 6 5 5 4 0 2 3
6 10 ロバート・クビカ
BMW) 39 - 0 3 5 4 -   5 5 2 4 1 4 0 2 - 4
7 4 ヘイッキ・コバライネン
ルノー) 30 0 1 0 2 0 5 4 0 2 1 1 3 2 1 8 0 -
8 3 ジャンカルロ・フィジケラ
ルノー) 21 4 3 1 0 5   0 3 1 0 0 0 0 - 4 0 -
9 16 ニコ・ロズベルグ
(ウィリアムズ・トヨタ) 20 2 - 0 3 0 0 0 0 0 - 2 2 3 3 - 0 5
10 14 デビッド・クルサード
レッドブルルノー) 14 - - - 4 0 - - 0 0 4 0 0 - - 5 1 0
11 17 アレクサンダー・ブルツ
(ウィリアムズ・トヨタ) 13 - 0 0 - 2 6 0 0 0 5 0 0 0 - - 0  
12 15 マーク・ウェーバー
レッドブルルノー) 10 0 0 - - - 0 2 0 - 6 0 - 0 2 - 0 -
13 12 ヤルノ・トゥルーリ
トヨタ) 8 0 2 2 - 0 - 3 - - 0 0 0 0 0 0 0 1
14 19 セバスチャン・ベッテル
(STRフェラーリ) 6             1       0 0 0 - - 5 -
15 7 ジェンソン・バトン
(Honda) 6 0 0 - 0 0 - 0 1 0 - - 0 1 - 0 4 -
16 11 ラルフ・シューマッハ
トヨタ) 5 1 0 0 - 0 1 - 0 - - 3 0 0 0 - - 0
17 22 佐藤琢磨
SUPER AGURI Honda) 4 0 0 - 1 0 3 - 0 0 - 0 0 0 0 0 0 0
18 18 ビタントニオ・リウッツィ
(STRフェラーリ) 3 0 0 - - - - 0 - 0 - - 0 0 0 0 3 0
19 20 エイドリアン・スーティル
スパイカーフェラーリ) 1 0 - 0 0 - - 0 0 - - 0 0 0 0 1 - -
*1位から順に8位まで10 8 6 5 4 3 2 1のポイントが獲られる。



キミ・ライコネン F1での年度別成績
年 所属チーム # ランキング 獲得ポイント 決勝最高位・回数
2001年 ザウバー   17 10位 9 4位・2回
2002年 マクラーレン 4 6位 24 2位・1回
2003年 マクラーレン 6 2位 91 1位・1回
2004年 マクラーレン 6 7位 45 1位・1回
2005年 マクラーレン 9 2位 112 1位・7回
2006年 マクラーレン 3 5位 65 2位・2回
2007年 フェラーリ 6 1位 110 1位・6回

読売ジャイアンツ巨人軍魂(愛)を取り戻せ!

なんとリクエストまであったWILDTURKEY(お酒)との出会い 〜後編〜ですが火曜日位に書きますのでもう少々お待ちください、ゴメンなさい。


月曜日はF1ブラジルGPの結果について書こうと思っています。
なんといってもルイス・ハミルトン (マクラーレンメルセデス)フェルナンド・アロンソ(マクラーレンメルセデス)そしてキミ・ライコネン(フェラーリ)の三つ巴のチャンピオン争い決着戦から目が話せません。
もう一つの注目は21年前同じ三つ巴の争いをしたアラン・プロストナイジェル・マンセルネルソン・ピケそしてアイルトン・セナが活躍していた時代に日本人初のF1ドライバーになり雨の中嶋納豆走法と呼ばれた中嶋悟さん、古館伊知郎に日本一早いおじさんと言わせたそのおじさんの年頃に自分もなり、自分がそのおじさんを観ていた年頃の中嶋悟ジュニア中嶋一貴(ウィリアムズ・トヨタ)がスポットながらF1デビューします。
年取った自分を実感しつつも、父にレースへの道というおんぶはしてもホンダのシートという抱っこは求めなかった一貴君の走りに注目したいと思います。


昨日、自分の心の中ではNPB日本のプロ野球の今期の争いは終わりました。
残った日程、日本一、アジアーそれに相応しいチームがなって頂ければそれで良いです。
結果はどうあれ我が永久に不滅の読売ジャイアンツ原辰徳監督以下読売巨人軍魂(愛)をもって戦ってきた監督、コーチ、スタッフ、選手、ファン、巨人を愛すすべての人にご苦労さまと言いたいです。


一年間、本当にお疲れ様でした。


さて、課題は山積みにありました。
それを象徴するようなクライマックスシリーズだったと思います。
ここでそれを挙げ連ねる以前の問題としてやはり一番の課題は巨人軍魂(愛)だと思います。
もし今年、小久保裕紀工藤公康桑田真澄この三人のベテランの中で一人でも残っていれば戦力は落ちてもこんな無様な三連敗は無かったと思います。
真に野球の地獄、怖さそして野球への愛情を知る選手が一人でもいればと思うと残念でなりません。


昨シーズン、フィギュアスケートで世界女王になったミキティこと安藤美姫選手、今期のアイスショーでは喪服のような黒い衣装を身にまとって「hurt」(傷)という曲を舞っています。
自分が想像するに、彼女を成長させてくれた今までのさまざまな苦しみを彼女は敬意を持って決して忘れないという決意の表れではないかと思っています。
思えば世界女王になった演技、優勝インタビュー、そして翌日のエキジビション(打ち上げのアイスショー)その全てに彼女を支える、また応援する全ての人達への彼女からの感謝の想いが込められていました。


なぜ今このリンクに立たせてもらえているのか、何の為にスケートをして、スケートで観る人に何を伝えたいか
彼女は自分自身との苦しい戦いの中で、しっかりとその答えを出して栄光を掴み今なお変わらぬ決意を持ってリンクで舞っています。


リーグ優勝をしたあのヤクルト戦、G戦士達は
なぜ今このグランドに立たせてもらえているのか、何の為に野球をして、野球で観る人に何を伝えたいか
しっかりとその答えを持ってプレーをしてくれました。
清水隆行矢野謙次のプレーはその代表的なものでしょう。
でもあれは、優勢の押せ押せのリーグ戦下での試合でした。
このシリーズ、段々劣勢になる中でその答えを段々と忘れていったG戦士達が負けるのは当然の結果だったのかもしれません。


今回の惨敗での悔しさを心に刻み込んで、もう一度グランドの土を舐めて出直して欲しい。
来季こそ、劣勢の中でもしっかりとその答え、巨人軍魂(愛)を見せてくれることを信じてます。


我が永久に不滅の読売ジャイアンツに栄光あれ!!!!!!!